今回のテーマは、こちら。
『怒りと上手につきあうために』
どうして愚痴は言わない方がいいのか?
まずは、愚痴を言うことの
メリット・デメリットを考えてみましょう。
【メリット】
・心にたまったモヤモヤを吐き出すことができる
・スッキリする
・「分かる」と共感してもらえる
・ストレスが発散できる
・自分が正しいと思える…etc
では逆に、デメリットを考えてみましょう。
【デメリット】
・怒りをふたたび思い出すことになる
・関係ない人も一緒に苛立たせることになる
・嫌な面ばかり気になるようになる
・最初よりも腹立たしく思えるかもしれない
・怒りの記憶が深く刻まれる…etc
こんな感じでしょうか。
そもそもの『愚痴』を辞書で引いてみると
「(今となっては)言ってもしかたがない事を、
言っては嘆くこと。」 Google日本語辞典より
では、ここからは本題の
なぜ愚痴は言わない方がいいのか?を考えていきましょう。
まず愚痴を言うことは、誰かに怒りを共有することになります。
その結果、怒りがより大きくなったり
怒りがぶり返すことがあるかもしれません。
その上、吐き出したモヤモヤ・怒りは伝染し、
関係のない他人までも嫌な気持ちにさせてしまいます。
何度も何度も愚痴を言うことは、
単語帳で英単語を覚えていたように、
脳に怒りの記憶が深く刻まれていくことにもなります。
そして辞書にも書いてあるように、
言ってもしかたがない事を言って嘆いていても
今となっては、問題解決には繋がらないのです。
ストレス発散できたような気がしますが、
スッキリしたようで実は何も変わらないのです。
◇
愚痴を言うということは、
「本来ならこうある(する)べきなのに」
「これが当たり前(普通)なのに」
「自分が正しいはずなのに」
「理不尽だ」…などの気持ちが存在しています。
そして、それはまだ怒っているということなのです。
アンガーマネジメントは、
怒らないことを目指していません。
怒っても良いのです。
(怒り方は重要ですが、長くなるので今回はしません)
もし愚痴を言いたい気持ちがあるのならば、
強引に気持ちに蓋をするのではなく、
どうしたら良いのかを考えてみましょう。
『イライラしないためには、どうしたら良いか?』
怒りの状況や人を変えられるなら
(例えば相手を)どうしたら変えられるか考えます。
変えられないなら、イライラしないためには
(自分は)何ができるかを考えてみましょう。
愚痴を言っていても何も変わりませんが、
上記のように対策を考えておけば、
同じことが起きた時、次は違う結果になるかもしれません。
これが怒りと上手につきあう方法、トレーニングの
アンガーマネジメントです。
ぜひアンガーマネジメントを学び、実践して
より良い未来を築いて下さい。(^ ^)
Let’sアンガーマネジメント♡
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アンガーマネジメントで“日本をHappyに”
株式会社プラススマイル 濱崎明子でした♬