アンガーマネジメントでは、怒りの正体は
「誰か」とか「できごと」ではなく、
自分の中にある「こうあるべき」や
「こうするべきではない」などの『べき』が
怒りの正体であるとお伝えしています。
じゃあ、怒らないためには
この『べき』を無くせばいいのか?と言われれば
そうではありません。
『べき』は、自分の価値観や願望、信念など
大切なものなので無くす必要はありません。
でも、どんな『べき』を持っているかは
自分で理解しているといいですね。
例えば私の場合(AMを学ぶ前)
運転時の『べき』が多かった気がします。
・並走すべきではない
・割り込む時はスムーズに入るべき
・余裕がないならハザードつけるべきではない
・左折は膨らんで曲がるべきではない
・追い越し車線は〇〇kmで走るべき…
他にもたくさん(笑)
多くあると、どうなるかというと
運転時にイラッとすることが多かったです。
◇
でも、この自分が持っている『べき』には
理由がちゃんとあるのです。
例えば…
自分もきっと多くの方も渋滞は嫌なので
「並走すべきではない」し、
連絡届いてるか心配になるから
「返信は早めにするべき」
(息子が)明日も元気に働けるように
「夕食は、なるべく美味しいモノを作るべき」
今なら、感染を広げないために
「県外には出かけるべきではない」
「(人がいる場所では)マスクをするべき」
自分の身体は自分でコントロールしたいから
「毎日整えるために身体を動かすべき」
ワンコと楽しく生活するために
「家にいる間は、一緒に時間を過ごすべき」
「犬に合わせたスケジュールを考えるべき」
このように自分が持つ『べき』には
なんらかの理由が隠れています。
これは自分だけでなく他の人もそう。
例えば、口論になった時は
違うべきとべきがぶつかり合った時。
その時、自分のべきにも理由があるように
他の人のべきにも理由があります。
その理由も理解することができれば、
きっとすり合わせもできるはず!
人は違う『べき』を持っていて当たり前。
話し合いをして、すり合わせをしていきましょう。
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株式会社プラススマイル 濱崎明子