いろんな機会に質問を頂きますが…
今回は「キレない子どもの育て方について」
アンガーマネジメント的に考えてみたいと思います。
 
 
さて、まず『キレる』ってよく使いますが
『キレる』ってどんな状態だと思いますか?
突然怒る?
怒鳴りだす?
泣き叫ぶ?
こんな☝︎状態でしょうか。
 
黙っていた子が突然上の状態のようになると
何が困るのか??
みなさん、考えたことありますか?
 
 
そうですね。
例えば、怒るポイントが他人に分かりません。
怒ってるなら対処できたのに…
なんで何も言わなかったの?
我慢しないで嫌だと言えばよかったのに…。
なんて思いますよね。
 
でも、これって
もしかすると本人にも分かっていないのかも。
 
兄弟喧嘩
 
どのくらい怒っているのかは、
実は大人でも把握できていない時がよくあります。
なぜなら…
怒りは目に見えないから。
 
怒りの感情は、少しカチンときたことから
ハラワタが煮えくりかえる…
こんな強い怒りまで幅が広いのに、
明確にはどの程度の怒りなのか把握できず
我慢したり、キレたりしています。
 
 
さて、怒りでキレてしまわないように…
大人も子どもにも
試してもらいたいテクニックがあります。
それが『怒りの温度計』
大人なら、今この怒りは何度か
1〜10で温度をつけてもらいたいのです。
 
そして、今回のテーマの子ども達。
子ども達は、怒りの温度に対して
その温度ならどんな態度を取るかを考えてもらいたいのです。
例えば、
怒り1(怒りレベル最小)舌打ち「チッ」
怒り3(怒りレベル小)にらみつける
怒り5(怒りレベル中)ドアなど乱暴に閉める
怒り7(怒りレベル中〜大)文句を言う
怒り9(怒りレベル大)あちこちに物を投げる
…などなどです。
 
このように自分がどんな態度を取って怒るのかが
前もって分かっていれば
物を投げ出したら→次はキレる!と理解ができます。
 
もしかしたら、その前段階でも分かるかもしれません。
 
 
前もって対処をするためには、
どう怒るかを一度考えてみましょう。
キレてしまうのは、
怒りの大きさが分からなかったり
自分の怒り方を理解していないのが理由の1つだから。
 
 
まずは自分自身がどう怒るのか、
お子さんと一緒に考えてみましょう。
 
難しい場合は、お母さんが様子を見てあげて
こんな傾向あるかもね…と教えても良いですよ。
「あっ、ホントだ!」といった気づきも大切です。
 
これから怒った時は、気づき、どう対処するか
練習していくことが一番大切なので、
ぜひお子さんと取り組んでみましょう!
Let’sアンガーマネジメント♡
 
沖縄1

 
 
* もっと楽しく、もっと自由に♪ *
アンガーマネジメントで“日本をHappyに”
株式会社プラススマイル 濱崎明子でした♬