中学教師の傷害事件の考察4回目
③はこちらから
今回で最終回です。

私が今回の事件で1番感じたこと
「明らかに怒り過ぎ」
「なぜ怒りを止められなかったのか」
という点を考察していこうと思います。

怒りっぽいと言っても
実は、様々な種類の特徴があります。
・強度が高い
・持続性がある
・頻度が高い
・攻撃性がある

アンガーマネジメントでは、
問題がある怒りとして
上記の4つの怒りを紹介していますが

子どもが気絶しても投げ続けたなどの
キレると豹変する様子は
「強度が高い」特徴そのもの。

他にも、突然怒り始める、激昂する
怒ると手がつけられない
止めようとしても怒りを止められない
などの特徴があります。

そして、強度が高い人の問題点は、
周りから距離をおかれてしまったり
腫れ物扱いされたり、
自己管理できない人という評価を
受けることもあるということ。

今回のような問題を起こさないために
強度が高い傾向の方へ
改善トレーニングをご紹介したいと思います。

例えば怒りを10段階で考えてみると、
・宿題を忘れた→怒り6
・マスクをしていない生徒がいる→怒り2
・先生にタメ口の生徒→怒り5
・密で話をしている→怒り4

では「勝手にアイスを食べた」
これについて、怒りは5?それとも9?

怒りの度合いが理解できていれば
それに合わせて怒ることができますが

自分の怒りが理解できていないと、
毎回毎回、強く怒り過ぎてしまったり
逆に怒らず蓄積させたり
気分で怒ってしまうこともあるかもしれません。

怒りの感情をマネジメントするためには
怒りの度合いを数字で表していくことで
明確に理解することができるようになります。

これは、怒っている自分を
俯瞰して見ることにも繋がっていきます。

「強度が高い」傾向がある方は
上のように怒りを数値化してみて下さい。
怒った時、すぐに考えるのがポイントですよ!

Let’sアンガーマネジメント♡

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アンガーマネジメントで“日本をHappyに”
株式会社プラススマイル 濱崎明子でした♬