三重県のある地域は
一年中、しめ縄が飾ってあること知ってますか?

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学生時代、三重県に住んでいた私は
あちこちの家に家庭教師に出かけていました。

中には、松阪市や小俣町(現在の伊勢市)まで行っていたこともあり
このしめ縄を不思議な気持ちで見ていました。

ある時、社会人類学の民俗学の授業で、
しめ縄のレポート提出があり調べたことがあります。

どうして1年間ずっとかけておくのか、
そして木札に書いてある『蘇民将来子孫家門』には
実は…こんな話があるのです(^ ^)

須佐之男命がこの地を通った時、暴風雨に遭って、一夜の宿を富める巨旦将来に頼んだが、断られた。
そこで、その兄の蘇民将来の家に行った。蘇民は貧しかったが、情け深い人なので、須佐之男命を暖かく迎えた。
命は喜び、そのお礼に「悪病が襲うから、家の周りを茅垣で囲うように」と教えた。翌朝村人はみな死んでいた。
命は立ち去る時、「悪疫が流行したら蘇民将来子孫家門と書いて門口にはるとよい」と言い残した。
以後この地方では、正月に門口に「蘇民将来子孫家門」の木札を注連縄で飾り、厄除けとするようになった。(引用 伊勢志摩きらり千選

それから、三重県のある地域では
一年中このしめ縄をかえておくようになったとか。

今回その中には、木札に“笑門”とあるしめ縄もあったので
こちらも調べてみたところ…
“蘇民将来子孫家門”を略して“将門”にしていましたが、平将門と通じるのを嫌って“笑門”にしたそうです。

謎が解けましたね〜〜!
是非、このしめ縄もご覧下さいね。

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アンガーマネジメントで“日本をHappyに”
+smile 濱崎明子でした♡